TEAM NOPRO所属レーシングドライバーの第2戦 NAPAC 富士SUPER TEC S耐レースレポート
2023-06-13 08:35:00 UTC
大谷飛雄選手スーパー耐久24時間レース報告書
過去最高の来場者数48000人という大観衆のなか(昨年は37000人)、移籍した吉岡に代わり期待のホープのである小西を起用した以外はTEAM NOPROとしてゴールデンメンバーの面々。(下記予選メンバー参照)急遽ハンコックタイヤからブリヂストンRE71RSと言う市販タイヤへスイッチするハプニングもありましたが、事前テストでは全セッショントップタイムを記録するなど、非常にコンペティティブなセットアップが見つかりました。
予選
A 西澤 嗣哲選手 2分07秒509 2番手
B 大谷 飛雄 2分07秒650 2番手
C 小西 岬 選手 2分07秒893 1番手 予選合算2番手
D 野上 敏彦選手 2分12秒927 4番手(WET)
E 山本 浩朗選手 2分09秒729 5番手
F 上松 淳一選手 2分09秒952 4番手
決勝
スタートは前回に続き大谷からになりました。
燃費が武器なデミオに対してひたすらペースを一定に保つことが最優先でしたが、ライバルたちのペースが想定以上だったこともあり、急遽ペースアップ。
なんとかトップに立てましたが、ギリギリの状態で交代。
その後日が暮れ一時は5番手まで下がるも、ピットのタイミングでトップになるなど目まぐるしい攻防を展開。
72号車が5時間を経過したところで義務でもある10分のメンテナンスタイムをSC中に消化。
これで抜きに出た72号車でしたがあきらめずに猛追。
その後小康状態が続きましたが、12時間30分が過ぎたところで再びSCに。
他車の大きなクラッシュだったこともあり、チームの判断ですかさずメンテナンスタイムへ。
結果メンテナンスタイム中に赤旗中断となり、それがノプロにとってはビハインドからアドバンテージへ変わる大きなターニングポイントになりました。
結果
予選 2位
決勝 1位
A 西澤 嗣哲選手 2分08秒160 96周
B 大谷 飛雄 2分07 秒160 152周
C 小西 岬 選手 2分07秒428 116周
D 野上 敏彦選手 2分15秒080 25周
E 山本 浩朗選手 2分08秒176 110周
F 上松 淳一選手 2分08秒006 95周
大谷飛雄:コメント
昨年は
いくらマシンが良くても
いくらドライバーが良くても
いくらメカニックが良くても
いくらホスピタリティが良くても
いくら監督の采配が良くても
そのパズルが一つでも欠けたら優勝できません。
こう言いました。今年はこれに加えてメカニックと監督の判断が光り逆転に繋がりました。
本当に素晴らしいチームです。それ以上の言葉が見つかりません。
今年も沢山の応援に支えられ、2連覇を達成することができました。本当にありがとうございます。
昨年の忘れ物を取り返しにここからも頑張ります。